ブータン Bhutan
GNH 世界一を目指す国
GNH=Gross National Happiness (国民総幸福量)

パロの町 (Paro Town)

パロの町と呼べる部分は、ほんの数百メートルぐらいです。無理やり町にしたという感じで、家も新しいものが多かったように思います。
土産物屋を探したのですが、本当に少なくて、売っているものも、...なものがほとんどです。
ブータンの見どころは、やはり、山や、村にあるのでしょう。

パロ谷は、山々に囲まれた、細長い盆地です。この写真の中央を流れるのが、パロ・チュ川(チュは、川の意味です)で、その左手前に見えるのが、パロの町ですパロ・チュ川は、7000m級の山から流れてくるのだそうです。ブータンには、未踏峰の山々が残されています。
雪は、そんなにたくさんは降らないようです。
パロの町を見下ろしたところです。
正真正銘、本当にこれだけです。
地球の歩き方に、簡単な地図が載っていますが、本当にこれだけです。小学校の時に描いた、絵地図みたいなものですが。

いかにも新しく作ったという雰囲気が漂っています。
地元の人は、ちらちらいるぐらいです。
町には出ずに、自給自足に近い生活を送っている人が多いのでしょう。
といっても、観光客があふれている訳でもなく....
遠くにパロ・ゾンなどが見えますが、わかるでしょうか。
町の中心部に、大きなマニ車を発見しましたが....
唯一の銀行(ブータン銀行パロ支店)。
ここで、両替をしました。
昭和30年代の日本の郵便局のような感じです。
キラ(ブータンの女性の民族衣装)を着た女性が、ちゃんと手慣れた感じで対応してくれました。
伝統工芸の店。
きれいな布を買いましたが、まったく商売っ気は、ありません。
観光客を歓迎する雰囲気を出している店は、ほとんどないと言ってもいいでしょう。別に、ぶっきらぼうという訳でもないのですが。自然体なのです。
これは、切手屋さん。
ブータンには、変わり種切手が多いと聞いていたのですが、取り扱っている店はここだけでした。
お母さん一人で、やっているようで、子供が店番をしていましたが、実際に買う時は、お母さんが帰るのを待つしかありませんでした。
商店街の脇には、パロ・チュ川が流れています。
ミネラル分を多く含んでいるのか、美しい色をしています。
遠くに、タ・ゾン(国立博物館)と、パロ・ゾンが見えます。
橋を渡った突き当りに、ドゥンツェ・ラカンがあります。
15世紀にチベット僧によって建てられた由緒ある寺院ですが、中は、見学しませんでした。
外部の人の拝観は、ほとんど不可のようです。
商店街の裏通りの空き地では、青物市場(サブジ・バザール)が開かれていました。
といっても、こんな感じで、のどかなものです。